
先日、息子の就学時健診に行ってきました。
小学校に入る前に受ける、内科・視力・聴力などの健康診断です。
結論から言うと、親の予想は、いい意味で全部はずれました。
目次
親が説明しないと、できないと思っていた
息子は療育に通っています。
言葉で自分のことを伝えるのが、少し苦手です。
だから正直、内科も、聴力検査も、視力検査も、どれをとっても親がやり方を説明しないとできないと思っていました。
係の人の説明を聞いて、私がかみくだいて伝えて、それでやっと動ける。
そんな一日になるつもりで、出かけました。
問診票を持って、一人で入っていった
付き添いはします。
ただ、お医者さんや検査の部屋には、子どもが一人で入ります。親は少し離れたところから見ている形です。
息子は、係の人の指示に従って、全部をこなしていきました。
なんなら、自分で問診票を持って、一人で部屋に入っていく場面まであった。
返事も、自己紹介も、しっかりできていました。
指をさして、上下左右
離れていたので、中の様子はほとんど分かりません。
唯一よく見えたのが、視力検査でした。
「上」「下」「右」「左」。
指をさしながら、一つずつ、しっかり答えていました。
他の子と比べても、遜色なくできているように見えました。
それどころか、他の子より少し早く、全部を終えることができた。
親としては、嬉しい限りです笑
息子だけの社会性を、初めてちゃんと見た
考えてみると、息子が親以外の人と関わる姿を、私はほとんど見たことがありません。
家にいるときの息子しか知らない。
この日は、友達を見つけると自分から手を振っていました。
意外と積極的な一面があるんだな、と思いました。
親の知らないところで、ちゃんと育っていたんですね。
数日前の進学相談でも、同じことを思った
実はその数日前、進学先の相談にも行っていました。
普通級にするか、支援級にするか。それを考えるための相談です。
そこでも息子は、先生の質問にはっきり答えていました。
そして今回の健診。
「普通級でもいけるのでは?」という気持ちが、さらに強くなりました。
最終的にどうするかは、これから先生たちと相談して決めていきます。
心配の場所が、学校の中から外へ
ただ、帰り道に考えていたのは、褒め言葉よりも通学のことでした。
息子には、もしかしたら飛び出しの傾向があるかもしれない。
はっきりした根拠はなく、私の感覚です。でも、うっすら感じていることがあります。
これまでは「学校の中でやっていけるか」が一番の心配でした。
この日を境に、心配の場所が、学校の中から、学校までの道へ移った気がします。
心配が消えたわけではありません。
でも、心配する場所が変わったこと自体が、息子が一歩進んだ証拠なんだと思います。
見ていないところで、育っている
少し前の家族旅行でも、息子が自分から「家族全員の分だよ」と言ってくれたことがありました。
親が思っているより、子どもはずっと先に進んでいる。
親の仕事は、先回りして説明することではなく、少し離れたところから見ていることなのかもしれません。
問診票を持って一人で入っていく背中を、私はたぶんずっと覚えていると思います。
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