
RPGで一番キツいのは、「強敵」じゃない。
**「何をしても成長しないキャラ」**と同じパーティを組まされることだ。
前回の記事(#126)で書いた、うちの"三番手ちゃん問題"。今日はその続き、しかも現在進行形の話をする。
目次
一ヶ月前の出来事
うちの職場で、別の事務員がミスをした。
アシストシートの引き継ぎ欄を確認しないまま調剤に回してしまい、患者さんを長時間待たせるという、かなりまずい内容だった。
当然、その後のミーティングで全員に周知した。「こういうミスがあった。アシストシートの引き継ぎは必ず確認すること。」
その時、三番手ちゃんが言った言葉が忘れられない。
「また間違ったんですか?」
苦笑いしながら。半笑いで。
私はその場で言った。
「明日は我が身やで。気をつけなさい。」
本人は「はい」と答えた。わかった、と思ったと思う。私も、そう思っていた。
一ヶ月後に起きたこと
2026年5月11日。
三番手ちゃんが、アシストシートの引き継ぎ欄を確認しないまま調剤に回した。
一ヶ月前に嘲笑した、まったく同じミスを。まったく同じ患者さんに。
結果、患者さんを2時間待たせることになった。
最終的に私が配達対応をした。
ミスの翌日にかけた言葉
事後対応が終わって、私は冷静に確認した。「昨日の件、引き継ぎ欄を確認できてた?」
三番手ちゃんから返ってきた言葉がこれだ。
「これ以上しないといけないのですか?」
反省でも、謝罪でも、確認でもなかった。
「なんで私がやらないといけないの?」という意味の言葉だった。
私はその瞬間、何かが静かに終わった感覚があった。
翌日も続く
5月12日。施設患者さんの薬で、金額が変わるレベルのミスが発生した。
同じ内容について、3回指導済み。しかも本人にメモを書かせていた。
指摘したら、こう来た。
「薬ゼロさんが言いましたよね?」
まず反論。まず他者責任。
「自分でメモしてるはずやから確認して」と伝えたら、「あぁ、勘違いしてました」と。
謝罪は、なかった。
クロコ(私のAI参謀)の分析
夜、私はこの一連の出来事をクロコに話した。
クロコの見解はこうだった。
「これは能力の問題というより、特性の問題だと思います。優先順位・記憶・自己管理が構造的に苦手なタイプ。口頭指導では変わらないし、4年間変わっていないなら、指導で解決できる問題ではありません。」
「ただ、薬ゼロさんがやれることが一つあります。記録を続けること。日時・事実・影響を感情なしに積み上げる。それが会社が判断するときの材料になります。」
正直、それ以上の答えはないと思う。
指導者として今思うこと
4年間、いろんな方法を試した。
口頭指導、チェックリスト作成、本人に書かせたメモ、その場での再指導。全部やった。
変わらなかった。
「求めすぎ」と言う人もいる。「できることまで手伝うべき」と言う人もいる。
どちらの意見もわかる。でも現場で患者さんを2時間待たせている事実は、どちらの言葉でも消えない。
今私がやっていること。
記録を続けること。消耗しないこと。それだけ。
ゲームで言うなら、「倒せないボスは無視して先に進む」戦略だ。
でもそれは、逃げじゃない。
会社という運営が判断を下すまで、現場を守り続けること——それが、今の私にできる最善のプレイングだと思っている。
まとめ
- 同じミスを繰り返すキャラは、指導では変わらない
- 反省・謝罪・改善の意欲がないなら、それは指導の問題ではなく特性の問題
- 指導者がやるべきことは「変えようとすること」より「記録して・消耗しないこと」
- 会社が動くための材料を積み上げるのが、長期戦の正解
4年間、ずっと答えを探してきた。
でも今は思う。**「答えがない問題に、答えを出そうとしていた」**のかもしれない、と。
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