キーワード:投資初心者、少額投資、ポイント投資
昨今、新型コロナウイルスの影響により働き方が大きく変わってきています。そのことにより、会社からの給料に頼るのではなく、自分で収入を作らなければいけないと考えるようになった方も多いのではないでしょうか?副業として行うのであれば、今の生活を大きく変えずに取り組むことができる株式投資がおすすめです。そこで今回は、株初心者の方向けにリスクなく株式投資を始める方法と、その方法のメリット・デメリットをご紹介していきます。
初心者が株式投資をリスクなく始める方法
株式投資というと、大きな金額を動かすというイメージを持っている方が多いので、損失を出してしまった時のことを懸念してなかなか行動できないという初心者の方もいるのではないでしょうか?しかし、株式投資は取り組み方次第でリスクを減らして運用することができます。
初心者の方におすすめしたいリスクを下げて株式投資を行う方法は、「分散投資」「少額投資」「ポイント投資」の3つです。この3つの方法を行うことによって、自分の資産を大きく減らしてしまうことなく、投資を行うことができます。
分散投資のメリット・デメリット
分散投資とは、自分が投資できる資産を複数の銘柄に分けて投資を行うことを指します。ではここから、分散投資のメリット・デメリットを見ていきましょう。
同じ経済状態でも株価の動き方が異なる
株価はその企業がどれくらい利益を出しているのか、今後どれくらい伸びる可能性があるのかという点が重要になります。そのため、その時の経済状態や国の方針によって株価が大きく変動することもあります。1つの銘柄だけに大きく投資していた場合、一気に株価が下がってしまい損をしてしまう可能性がありますが、異なる銘柄を複数持っていた場合には同じ状況でもトータルの利益を見るとプラスになるということもあります。
短期的に取引をする必要がない
分散投資を行う場合には、長期的な視点で伸びる企業に投資することが基本と言われています。1つの銘柄しか持っていない場合には日々の価格変動を見ながら売買するタイミングを見る必要がありますが、分散投資をすればその必要がなくなるため、本業が別にある方でも取り組みやすくなります。
短期間で稼ぐことは難しい
分散投資を行うと、資産を分散しているので1つにまとめているよりもプラスの利益は少なくなります。また、1つの銘柄が大きな利益を出している時に他の銘柄がマイナスとなってしまっているということがよくあるので、短期的に見て大きな利益を獲得するのは難しくなっています。
少額投資のメリット・デメリット
少額投資とは、その名の通り投資する金額を少額に抑えることを指します。ここからは、少額投資のメリット・デメリットを見ていきましょう。
損失額を抑えることができる
株式投資は、長期的に行っている方でも安定して利益を出すことは難しいです。そのため、初心者がいきなり大きな金額を投資してしまうと、一気に損失を出してしまう可能性もあります。株式投資を行っている方の中には、損失が膨らんでいって生活が苦しくなってしまったり、大きな借金を抱えるというケースもあるようです。そのため、初心者の方はまずは小額から始めることをおすすめします。
スマホで気軽に行うことができる
元々株式投資は数十万、数百万という金額が必要でしたが、最近ではスマホで100円から行うことができたり、クレジットカード決済の際のおつり金額で投資ができるというような新しいサービスが出てきています。そのため、初めて行う方でも気軽に始めることができて、株式投資とはどのようなものか試すことができるのは大きなメリットでしょう。
手数料で損することもある
株式投資の場合、取引をする際に業者に払う手数料が発生します。そのため、少額での取引の場合は手数料で損をすることもあるので、注意が必要です。
ポイント投資のメリット・デメリット
ポイント投資とは、普段の生活の買い物などで貯まるポイントを使って投資ができるというサービスです。まだ数は多くはありませんが、少しずつ増えてきています。
損失が出てもそこまでダメージが少ない
ポイントは買い物をする際に付与されていつの間にか貯まっているものなので、万が一損失が出てしまった場合にそこまで精神的なダメージを受けることがありません。そのため、初心者の方でも気軽に挑戦しやすいでしょう。
少額の投資しかできない場合が多い
ポイントは、基本的には100~200円のお買い物でで1ptというような付与となります。そのため、まとまった金額で投資をすることはなかなか難しいので、大きな取引をするのには向きません。ただ、初心者の方が始めるのには最適と言えるでしょう。
◎まとめ
いかがでしたか?株式投資は危険というイメージを持っている初心者の方は多いと思いますが、しっかりとリスクヘッジを行えば安全に利益を狙うことができます。始める際には今回紹介したことを参考にして、よりリスクのない投資を行いましょう。