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1歳の子供に野菜を食べさせる方法は?離乳食完了期から使えるレシピ2例!

赤ちゃんが生まれて、生後5か月くらいになると離乳食を与え始めることが一般的です。

はじめは水のようなお粥しか与えられなかった赤ちゃんが、どんどん食べることが上手になり、大人に近いものが食べれるように成長していくのは大変喜ばしいことです。

一方で、離乳食後期から完了期、完了後の乳幼児は自我も芽生え始め、好き嫌いをするようにもなります。

ここでは自我が芽生え始めた赤ちゃんの好き嫌いのよくある実態や、1歳の子供に野菜を食べさせるための成功例としてレシピを2例紹介します。

こちらで紹介するレシピはあくまでもお子様にアレルギーがないことを前提としていますの語注意ください。

1歳前後で急に野菜を食べなくなるというよくある実態について

離乳食を与え続け、どんどん食べることが上手になってきた赤ちゃんが、急に野菜などの嫌いな食材を食べなくなると、成長が止まったのではないかと思い不安になるパパやママもいるかもしれませんが、それは成長の一貫だと考えられ、不安視する必要はないでしょう。

味覚が発達するにつれ、好きな味と嫌いな味もはっきりしはじめ、さらに自我も芽生え始めます。

すると、これは食べたくないという意思表示をしてきます。舌もうまく使えるようになってきているので、嫌いなものを無理やり口に入れられたとき、直ちに、もしくはしばらく咀嚼した後に吐き出す能力も身に着けています。

愛情込めて作った料理を吐き出されると思わず叱責したくなりますが、まだ「食べ物を粗末にするな」とか、「健康のためには苦手でも野菜を食べなければならない」といった概念が通用する年ごろでもありませんので、野菜をおいしく食べられる工夫が必要になってきます。

1歳児に野菜を食べさせる離乳食完了期から使えるレシピ2例

1歳の子供が野菜をおいしく食べられるためのレシピを2例紹介します。「ハヤシライス」と「ハンバーグ」です。両方とも多くの子供が好きなメニュー例ですが、野菜をたくさんいれてもおいしく食べられるメニューになっています。

これらメニューは、1歳を過ぎた離乳食完了期から与えることができ、さらに大人もおいしく食べることができますし、料理の苦手なパパでもそれほど難しくなく作ることができます。

トマトベースのハヤシライスで野菜嫌い克服!

トマトをベースとしたハヤシライスの作り方を紹介します。調味料も食材も離乳食完了期であれば使えるものです。ただ1歳になったばかりであれば、コンソメに関しては赤ちゃんホンポなどで売っている離乳食用のものを用いたほうがいいでしょう。

子供用には切り刻んだブロッコリーを入れます。ブロッコリーが嫌いな子でもハヤシソースに切り刻まれてはいっていると気にしなくなることが多いでしょう。

材料(夫婦と1歳児1人で2食分程度)

具材

豚肉(400g)、玉ねぎ(2個)、まいたけ(半パック)、オリーブオイル(適量)、バター(適量)、ブロッコリー(少量)

ハヤシソース

トマト(4個)、レモン(大匙1)、醤油(大匙1)、コンソメ(大匙1)、味噌(大匙2)、中農ソース(大匙3)、甘酒(大匙2)、水(300ml)

作り方

  1. トマトを湯むきし、種を取る
  2. 1をボールに入れ、トマトを泡だて器やフライ返しなどで細かくつぶす
  3. 2にほかのハヤシソースの材料を入れて混ぜ合わせる
  4. 豚肉と玉ねぎ、まいたけを食べやすい大きさに切る
  5. 豚肉に片栗粉をまぶしておく
  6. オリーブオイルで玉ねぎとまいたけを炒める
  7. さらにバターを入れて豚肉を炒める
  8. 6に3を流し込む
  9. 火が通りとろみがついたらごはんとともにお皿に盛り付ける
  10. 子供用はお湯などで1.5~2倍で薄める(トマトジュースなどで薄めると栄養価が高まるのでお勧めですが入れすぎるとトマト感が強くなって子供が嫌がる可能性もあり)
  11. 子供用には切り刻んだブロッコリーも入れる
  12. 子供用はキッチンバサミなどで部材をさらに細かく切る

普通のハンバーグをトマトで煮込んで野菜量UP

ハンバーグは大好きな子供も多いでしょう。なんの変哲もない普通のハンバーグでも、玉ねぎをおいしく食べることができます。さらに焼いて火を通す過程で、トマトで煮込めば野菜量もUP。子供が苦手なトマト独特の酸味もあまり感じることなく食べられます。子供が2歳に近ければコショウやナツメグを入れても良いでしょう。

材料(夫婦と1歳児1食分程度)

豚ミンチまたは牛豚混合ミンチ(200g)、玉ねぎ(1/2個)、卵1個、パン粉(適量)牛乳または豆乳(大匙1)、塩(少々)、トマト(1個)、サラダオイル

作り方

  1. 玉ねぎをみじん切りにする
  2. トマトは湯むきし、種を取ってボールに入れ、フライ返しや泡だて器などで細かく刻んでおく
  3. 玉ねぎをサラダオイルで炒めてボールに入れて冷やす
  4. 2にミンチ、卵、パン粉、牛乳または豆乳、塩を入れる
  5. 3を、大人用には大判サイズ、子供用には500円玉サイズに丸める
  6. 5をサラダオイルで熱したフライパンに入れて片面を焼く
  7. 片面に焼き色がついたら裏返してトマトを流し込み、弱火で煮込む
  8. 全体に火が通ったら完成

まとめ

「1歳の子供に野菜を食べさせる方法は?離乳食完了期から使えるレシピ2例!」と題し、自我が芽生え始めた1歳児の好き嫌いの実態やそういった子供に野菜を食べさせるためのレシピを2例紹介しました。

  • 1歳前後になると赤ちゃんは自我が芽生えはじめ、食べたくないものを吐き出すようになることが多い
  • 乳幼児には野菜をおいしく食べさせる工夫が必要
  • 子供に野菜を食べさせるレシピ例としてハヤシライスやハンバーグが挙げられる

小さな子供はとてもかわいいですが、話が通じない分特に食育には難儀をすることが多いかと思います、それぞれの家庭で工夫を凝らして好き嫌いを克服させていく必要がありますね。

 

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