私は「ぶどう」についてあまり知らないです。そのことに気づいたのは、「ぶどう」の質問を私の息子から受けたからです。
食べたことのある「ぶどう」についても、3種類程度かなと思います。
そこで今回「ぶどう」の種類などを知りたいと思い、調べてみました。
まず私が食べたことがあるのは巨峰、マスカット、後は名前がわかりませんが、
実が黒く、粒が小さく、実の数が多い「ぶどう」です。
マスカットの正式な名称は、マスカット・オブ・アレキサンドリアです。
「ぶどう」の種類は大きく分けると、黒いぶどう、赤いぶどう、 黄色いぶどう、輸入ぶどうの4つもあるのですね。知りませんでした。
黒いぶどうは、巨峰と言いよくスーパーで見かける「ぶどう」です。
日本で生産される「ぶどう」の約35%がこの品種です。
ハウス栽培は6月~8月、露地栽培は8月~10月に出荷されるようです。
手間をかけて栽培されていて、開花後に間引きを行うそうです。
高墨は、画像で見る限りでは巨峰と変わらないと思います。
巨峰栽培の農園(長野県)で巨峰の優等生を選抜し、増やした品種です。
巨峰よりも早く成熟する品種で、「早生巨峰(わせきょほう)」とも呼ばれています。
名前の由来は上記の農園がある地名と「ぶどう」の色(墨のように黒い)から
付けられたそうです。実の粒は巨峰と比較すると小さめですが、しっかりした実で、房から外すのに少し力が要ります。
コクのある味で、果肉もとても甘いです。
紫玉(しぎょく)は、私は食べたことが一度もありません。高墨や巨峰より実の粒が大きく見えます。高墨の枝変わりだそうで、山梨県の研究所で発見されました。
この研究所は次々と品種を生み出してきたところだそうです。
粒の大きさは環境で差がありますが、味は巨峰と大きく変わらないそうです。
他にも黒い「ぶどう」があります。私が食べたことがあるのは、マスカット・ベリーAです。私が小さい頃「ぶどう」の種類など分かりませんでしたが、この品種は食べたことがあり、「ぶどう」といえばこの品種だと思っていました。1940年から全国で栽培されているそうです。
私は赤い「ぶどう」を子どもの頃に食べたことはありません。もしあったとして覚えがありません。スーパーでも「ぶどう」をしっかり見たことはないので、気づきませんでした。 しかし、調べてみると12品種あるそうです。一部を紹介します。
グローコールマンの特徴は、実の形は大粒かつ皮が薄いため、食感が良いです。
味はさっぱりしており、口当たりが良いです。
こたつぶどうの旬の時期は11月中旬~1月上旬で、こたつで食べることも多いようです。ゴルビーは、何か聞いた事のある響きだと思いましたが、名づけ元は旧ソ連(現ロシア)の書記長だった方だそうです。
この品種は山梨県の研究所である品種2つを交配した結果生まれ、その名前は上記の書記長が活躍していた時期に育成していたために名づけられたそうです。
実の形は一粒が大きく(20g前後)、皮の色はワインレッド、皮の厚さは薄いものや厚いものが混在しているようです。果肉はとてもジューシーで甘味が強いです。
私は食べたことがないので、取り寄せて食べてみたいです。
紅伊豆(べにいず)は、様々な品種を交配・育成し発見された方がつくった「紅富士」という品種の突然変異した品種です。形は粒が大きく(13g~16g)、皮の色は紫紅です。味は糖度が高く(18~20度)、とても強い甘味を感じます。
青い「ぶどう」は、青いというか黄緑色のほうがわかりやすいと思います。私は、マスカットしか思いつきません。なんと、8品種もあるそうです。
マスカット・アレキサンドリア(マスカット)は、私の知っている黄緑色の「ぶどう」はこの品種です。子どもの頃の思い出と言えば、学校から自宅に帰ってきたら、食卓にマスカットとメモが置いてありました。そのメモにはいつも仕事で一緒にいられなくてごめんね。お前の好きなマスカットを買って来たからおやつに食べてね。と書かれていました。私にとって特別な思い出のマスカットです。マスカットを食べる時このメモの文を思い出します。
調べてみると、高級品の代名詞と長年言われています。(食べたことがあまりないと思うわけです。) 北アフリカで古くから栽培され、古代エジプト王朝でも食べられていました。上品な香りがする「ぶどう」でそれが「マスカット」の語源だそうです。
上品な香りとは、「じゃこう」のような香り、または強く芳醇な香りをさしているようです。アレキサンドリアの語源はエジプトの港で、ここから輸出されていました。
私は世界史も好きだったので、興味深いです。ボリュームのある果房で円錐形になっています。果粒は大粒でやや楕円に近く、果肉は甘味と酸味のバランスが良く、とても美味しいです。
せっかく時間をかけて調べたので、忘れないようにノートに書き留めて、友人に自慢したいと思います。