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小柄でも侮るなかれ!毒に負けないミーアキャット!!

お日さまに向かってみんなで並んで日光浴する姿が印象的なミーアキャット。


ミーアキャットは動物園だけではなく、今やペットとしても人気な小動物です。
体長約30センチ程の小さな身体で並ぶ姿はとても愛くるしいものです。そんなミーアキャットは名前にキャットと入ってはいるものの猫との関係は無いようです。

社会性がとても強く、多ければ30匹程の群れで生活します。
住処は地中にトンネル状に穴を掘って部屋とトンネルを連ねてそこを拠点とし、複数の出入り口を設けます。
集団生活ゆえにミーアキャットの鳴き声は
「クークー」「シュー」「ウィウィ」などとなんと20〜30程の種類があり、その時の感情を表したり、危険を知らせたり、仲間を誘ったりと使い分けをしてコミュニケーションをとります。
なので気まぐれの猫と違い飼育の際はある程度気持ちを理解しやすいのかもしれません。

その性格は住んでいる地域が天敵が多く過酷な環境であるゆえに臆病で警戒心が強いようですが、そんな中でも家族や群れを想う優しい内面も持っているので、懐けば後ろをついて回ったり、甘えてすり寄ってきたりします。

彼らは小さいながらも中々の肉食動物で、昆虫を始め小さな脊椎動物や哺乳類、卵などを食します。

でもそんなミーアキャット、実は中でも毒のある危険な生き物が大好物なんです。
獲物の少ない砂漠では、サソリ、ムカデ、ヘビなど毒を持つ生き物も貴重なミーアキャットの食料。
本当に毒があるの?そんなに食べても大丈夫?と心配になる程にボリボリと口いっぱいに頬張って美味しそうに食べてしまいます。


そう!ミーアキャットに毒なんて効きません!
ミーアキャットの子どもは大人から弱ったサソリを与えられ狩りの特訓を受けるといいます。幼い時から過酷な環境で生きていくためのノウハウを叩き込まれるわけです。
ついでに毒の免疫、耐性も…..
ミーアキャットはサソリの毒が効きにくい体で万が一に刺されても死なないし、ほぼほぼノーダメージというのだから、見た目のかわいさとは裏腹の強さを兼ね備えているのです。


そんな小柄ながらも、驚きの強さを持つミーアキャット。毒を武器に威嚇したり、攻撃してくる獲物に躊躇なく飛びついて食べるその意外な特徴を知ると「サバンナのギャング」という異名を持つ事も十分頷けますね。

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